old_house
以前住んでいた家はとても年季が入っていた古い家でしたので、窓ガラスもよく割れていました。最新の家屋に住まわれている方や、最近窓ガラスを交換したという方からしてみると「窓ガラスがよく割れる」ということが理解できないかもしれません。それは古い家だからというわけではなく、ただ単に生活上の何らかの理由によって窓が割れやすい環境だったのではないかと。ですが、意外に知られていないものの窓ガラスは古くなればなるほど割れやすくなるものなのです。そのため、古い家だったからこそ、その窓ガラスも頻繁に割れてしまっていました。

なぜ古いガラスが割れるのかというと、言ってみれば窓ガラスは生物と同じように鮮度というものがあり、時間が経過するほどにその性質は弱くなっていくからです。そのため、数十年も前の取り付けられた窓ガラスですから、その鮮度はある意味では腐りきっている状態でしたので、簡単に割れてしまう状況でした。さらに窓ガラスを作るテクノロジーはここ数年でかなり飛躍したことから、数十年前に作られていたガラスでしたので元から脆弱性が高かったことも考えられます。

実際に私がかつて住んでいた古い家のガラスがどれくらいの頻度で割れていたのかというと、ある年を境にして平均一ヶ月に一枚のペース。ですから一年も経てば12枚もの窓ガラスが割れていたので、3年目には家の建て替えを検討した記憶があります。これだけ割れていたら、さすがにガラスの修理費用がかなりかかてしまいますので、建て替えをして窓ガラスも一新することを考えるのは当然だと思います。

皆さんは古い窓ガラスを使用したことが無いから、割れやすい窓ガラスというものも経験をしていないと思いますが、これから先数十年経てばいま使用されている窓ガラスが私が住んでいた古い家のものと同じ状態になりますので、ガラスが古くなったときには交換などを行い、割れにくくする努力をしてください。
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http://www.s-glass.info/

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